現在、ソフトコンタクトレンズの使用者が増加傾向にある一方、眼障害を起こす方が年々増えているのが現状です。
中でも、アカントアメーバー角膜炎という視力の低下や失明につながる恐ろしい眼感染症を発症される方が増えており、大きな問題となっております。
主な原因は、ソフト用1本タイプ(MPS)をご使用の方の誤ったレンズケアによる消毒不足です。ソフトコンタクトレンズをご使用の皆様に、正しいレンズケアの知識を深めていただく為に、注意事項をご紹介させていただきます。
MPSのこすり洗い不足や継ぎ足して使う、レンズケースの交換をしない、洗わない、間違ったレンズケアにより感染症が増加しています。
MPSはこすり洗いとすすぎ操作を行わないと微生物をしっかり除去することができません。
毎日必ずこすり洗いとすすぎ操作を行い、レンズケースも定期的(1~3ヵ月に1回)に交換しましょう。
過酸化水素は中和を行わずにレンズを装用すると、激しい眼刺激を伴います。
各ケア用品規定の中和作業を必ず行って下さい。
レンズをすすぐ際は、専用のすすぎ液、生理食塩水を使用し消毒剤ではすすがないようにして下さい。
誤って中和せずに装用した場合、消毒液が直接目に入ってしまった場合は、すぐに多量の水道水またはぬるま湯で目を洗い、直ちに眼科医の診察を受けて下さい。
過酸化水素の消毒剤は、キャップをはずすとノズル部分が赤くなっています。
ヨウ素タイプに含まれているヨウ素濃度は0.05%と非常に低く、装用前にすすぎ操作も行いますのでレンズ装用時にヨウ素が目に入ることはほぼありません。しかし万が一のことを考え、ヨウ素に対し過敏症等の既往歴のある人は、使用前に眼科医にご相談下さい。
毎日レンズケースを使用していると、きれいに洗っているつもりでも汚れは少しずつ蓄積しています。使用後のケースは、水道水で洗浄後自然乾燥させ、定期的(1~3ヵ月ごと)に新しいものへと交換しましょう。
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